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2019.4.16 / 教育 / 学校生活 /

姉妹校メントン ターム留学生便り その3

2名の高校2年生が、3月末にメントンガールズグラマースクールのターム留学を終え、無事帰国しました。今回が最後の報告です。

Uさんより

こんにちは。メントンガールズグラマースクールへのターム留学が終わり、先週無事に帰国しました。

周りの人の話すことを理解するのに時間がかかり、何度も聞き返しながら会話をする、不安ばかりの中から始まった2ヶ月前を思い出します。さらに、自分から話しかけたい気持ちもありながら、英語以前に何を自分が表現したいのか、何を伝えたいのかを自分でもわからなくなっていました。自分の意思がどこにあるのかはっきりさせなければいけないことに気づき、その気づきから私は意識的に質問をしたり、自分の気持ちを表現することに努めました。例えば、些細なことでも尋ねたり、何が食べたいか聞かれたときに、何でもいいではなく、こういうものが食べたいと伝えるようになりました。そうすることで会話の幅が広がり始めました。自分の意思をわかってもらうことは、自分を知ってもらうことの近道になるのだと思いました。

私は今回の留学で3つの家庭にお世話になりました。どの家庭でも「あなたは私たちの家族のメンバーだよ。」と言ってあたたかく迎え入れてくださり、家庭の中で自分に役割を与えられたことが嬉しかったです。買い出しや食器洗いなどのお手伝いをさせてもらえたことは、私が家族に溶け込めたと実感できたことのひとつでした。車で出かける度にその町の特色を教えてくれたり、スーパーに行く度に食文化について教えてくれたり、毎日が発見の連続でした。一緒に生活していく中で、それぞれの家族の中での自分との距離感や大事にするものは異なり、さらにそれは一人ひとりによっても異なっている、ということを感じました。だからこそ人とつながることは楽しくもあり、難しいものであると強く感じました。

帰国直前に日本についてプレゼンテーションをする機会をいただき私たちは日本のお祭りと浴衣についての発表をさせていただきました。多くの生徒が興味深そうに話を聞き、浴衣の着付けをすると、とても盛り上がってくれました。また、普段から日本についてのこと、私自身についてのことなど様々な質問をしてくれました。いつもと異なる環境で初めて会う人たちと過ごす中で、自分の国、街、自分自身についての知らなかった多くのことに気づかされました。そして、それらをもっと知り、大事にしたいと思いました。

この2ヶ月の経験は全て私の宝になりました。山梨英和高校とメントンガールズグラマースクールにこのような特別なチャンスをいただいたことに感謝致します。また、私の全てを受け入れてくれたホストファミリー、学校の先生、クラスの友達、関わってくださった全ての人のお支えに感謝致します。

 

Fさんより

こんにちは。メントンにターム留学し、3月30日に無事帰国しました。
今回のターム留学で多くのことを学べました。知っているつもりだった文化の違いも経験してみると初めてのことがたくさんあり、最初は戸惑うことも多かったです。ですが、戸惑うことも楽しくて、自分が知らないことを知ることができるのが嬉しくて、毎日日本との違いを見つけてはホストファミリーやバディーと話していました。どんな些細なことでも、質問すれば丁寧に教えてくれてそれ以上のことも教えてくれました。
1ヶ月がすぎた頃、私のバディーが1日休んだ日がありました。バディーがいないだけでこんなにもつまらないのかと驚きました。なんとなく他の友達にも話しかけづらく、グループで会話をしている時に話を振ってくれていたバディーがいないと、輪の中に入っていくのも難しく感じました。たった1日のはずなのに、とても長く感じました。この時、自分がいかにバディーに助けられていたのか、そして、自分は積極的に話しかけているつもりでも、自分は受け身であったということに気がつきました。実際、質問はしていても、その後の会話はバディーが繋げてくれていて、自分ではどう会話を広げたらいいのか分からなかったのです。この状況を変えたいと思い、その次の日から、毎日のホームルームで違うクラスメイトの隣に座って自分から話しかけてみるようにしました。そのおかげでクラスの中で話したことがなかった人とも仲良くなれました。
このことで、相手との距離を縮めるためには自らが積極的に行動することが大切だと改めて思いました。
また、日本ではできない経験をたくさんさせてもらいました。毎日の会話の全てが英語であることはもちろんですが、週末に色々なところに連れて行ってもらったり、メントンの学校行事に参加させてもらったりしました。また「自分の国の文化を学年全体の前で紹介する」という機会を与えていただきました。自分の国のことは意外と知らないことも多く、自分なりに学んで行ったつもりでしたが全然足りませんでした。改めて、日本の文化などについて知ることができて、発表の後には友達が「オーストラリアではこうなんだよ」と教えてくれたりもしました。
今回、ターム留学という機会を与えていただき、それに対し自分なりに努力し、成長できたと思います。たくさんの経験をし、様々な人の意見や考え方に触れることで、視野を広げることもできました。
ある時、ホストシスターと二人で将来について話しました。自分がやりたいこと、どの大学に行きたいかを話したり、お互いの悩みを打ち明けたりしました。私は今年、高校3年生です。
オーストラリアで頑張っているホストシスターがいることを励みに、次に笑顔で会うためにも自分がすべきことを精一杯頑張ろうと思います。
私のことを受け入れてくれたホストファミリー、学校で色々なことを教えてくれたバディーやメントンの友達、私のことを応援し、見守ってくれた家族、ターム留学の準備をしてくださり、留学中も気にかけてくださった先生方、そして素晴らしい経験をさせてくださった英和とメントンに感謝の気持ちでいっぱいです。
この経験を自分の将来に繋げていけるよう、今の気持ちを忘れずに日々励んで行きたいと思います。

 

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