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自然科学部カラス班の中学3年生2名が第66回日本学生科学賞県知事賞を受賞しました。研究テーマは「カラスなぜ鳴く?どこへ行く?」。この研究は、学校で見かけるカラスたちが止まっていた電線からしばらくするとどこかへ飛んでいくという姿に湧いた「カラスはなぜ鳴き、どこへ行くのだろう」という素朴な疑問から始まりました。それから2年もの間、根気強くカラスの巣を観察続け、その鳴き方は80種類を超え、威嚇、求愛、縄張り宣言など、目的があることを突き止めました。また、非繁殖期には集団で同一コースの往復を繰り返し、集団で就寝する「集団ねぐら」では求愛行動や越冬をすることもみつけました。今後は更にカラスの生態系での役割なども調べていきたいと、受賞の喜びを語ってくれました。