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2017.3.06 / 学校生活 /

高校1年修学旅行

「平和を実現する人々」

校長 三井貴子 

 

 「平和を実現する人々は幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる」(マタイによる福音書第5章9節)

昨年は大きな歴史的出来事がありました。それは、オバマ米大統領が現職の大統領として初めて公式に広島を訪れたことです。さらに式典の中で、被爆者である森重昭さんと抱擁を交わしました。森さんは40年もの間、広島での米被爆者12人の記録の断片を紡ぎ合わせてきた方です。この事実に感銘を受けたバリー・フレジェット監督はドキュメンタリー映画を製作しました。それを知った本校の高校3年生がフレジェット監督に熱望し、監督の来日に併せて本校での映画上映が実現しました。監督の来校は叶いませんでしたが、その日の朝撮影したビデオメッセージをいただくことができました。これは山梨英和の教育の成果であると喜ばしく思います。

現在は過去の先人たちの歩んだ過去の上に存在します。それは必ずしも輝かしい功績ばかりでなく、消し去りたいと思うような痛ましい歴史でもあります。戦争という名の下に戦うことが、被害者にとっても加害者にとっても、どれほど精神的・肉体的な苦痛を伴うものであるかは、経験した者でなければ本当にはわからないでしょう。しかし、私たちは過去から学び、いかに生きるべきかを考える機会が与えられています。

 山梨英和高校の修学旅行には「平和学習」という大きな目的があります。十分な事前学習を行い現地での学びを深めて欲しいと思います。その学びを通して、聖書に示されている「平和を実現する者」として、一人一人が未来を築いていくことができるよう祈っています。

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