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2019.10.17 / 学校生活 /

放送礼拝 新体操部

コヘレトの言葉 49~12

 

みなさんはフェアリージャパンを知っていますか?

リオデジャネイロオリンピックの新体操団体競技で世界初のリボン4本投げを成功し予選を通過しました。最近では922日に行われた世界選手権で毎年優勝のロシアに勝ち初の金メダルを手にしました。

 

フェアリージャパンは長期間ロシアで世界トップクラスの選手と合宿をしています。日本にいる間も毎日とてもハードな練習を重ねて大会に挑んでいます。新体操は個人競技が130秒、団体競技が230秒の長いようで短い時間の中で自分のできる最大限のパフォーマンスをリボンやボールなどの手具を用いて表現します。そのために毎日欠かさずに厳しい練習を積み重ねています。

 

私たち新体操部も総体、新人戦に向けての取り組みや後夜祭、新入生歓迎会などの学校行事に向けた練習を行なっています。新体操部は人数が少なく競技としての団体は組めませんが、個人競技出場に向け日々努力を重ねています。

 

また、後夜祭や新入生歓迎会などでは自分たちで考えた演技を発表しています。競技ではないからと力を抜かずに、調和のとれた作品になるように取り組んでいます。そのため、わずかでもズレる部分や一人一人の足の高さや向く方向、起き上がるタイミング、合わせなければいけない所では全員が積極的に声かけをします。タイミングが合ってない部分では「タイミング!」つま先や膝を綺麗に伸ばすときは「ひざ!つま先!」と全員に聞こえるように大きい声で声かけをしています。6人の動きをピッタリに合わせるのは大変ですが声かけをすることでまとまりができてみんなで踊るのが楽しくなります

 

また、総体、新人戦では個人の演技を踊ります。一人一人演技は違うのですが一人で練習するのではなく一人の演技をお互いに見て注意点やもっとこうした方がいいとアドバイスをしたり演技がよりよくなるようにみんなで考えたりしています。大会でも新入生歓迎会でも人前で踊るのは緊張します。

 

私は6歳から10年間新体操を続けています。何度も大会に出場していますが少人数しか見ていない会場での発表でも緊張し手が震えたり落ち着きがなくなったりします。今までに習い事の方でも団体を組んで発表したり大会に出場したことはありますがリーダーとして

のプレッシャーが大きく笑顔で踊ることができませんでした。ですが新入生歓迎会や後夜祭の時は目が合えば笑顔になり最後まで笑顔で踊りきることができました。

 

私はその時一人ではなくみんなで協力して作った演技を踊るのはとても楽しくて安心して踊れることを知りました一人では出来ないこともみんなで考えればできる、一人で悩むのはとても苦しく辛いです。その時に助けてくれる人、相談できる人がいてくれることはとても幸せな事だと感じました。

 

今朝読んだ聖書の箇所は私たち部員全員が神様の御言葉を部活動を通じて深く実感できた聖句です。1人ではつまずいてしまうことも、仲間がいることで乗り越えられる経験をたくさんしてきました。これからもこの御言葉を大切にしながら感謝して生活していきたいと思います。

 

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