1つ前のページに戻る

2020.2.05 / 学校生活 /

放送礼拝 ダンス同好会

箴言17章17節

 私がダンス同好会に入ったのは姉がダンス同好会に入っていたからと言う軽い理由でした。私が入った当時は自分で振り付けを覚えてきて学校で踊り合わせをすると言うようなスタイルが基本でした「振り付けがわからなくなったらどんどん聞いてね」と先輩方が優しく言ってくれるものの先輩と話す機会は少なく、聞きづらかったのを覚えています。

 しかし去年はとても大きく変わりました。3年生の先輩はダンス同好会が同好会として許可されて成り立っているからこそ、活動時のマナーや普段の学校生活の姿勢について、厳しさをもって指導し、雰囲気作りをしてくださいました。また個人の練習が全体を作るという自覚の責任の大きさを私たちに教えてくれました。そして何よりも先輩方が私たちに残してくださった最も大きなものは、「まずは自分が相手を信頼して向き合う」ということです。先輩たちの厳しさはメンバーを信頼していたからこそであり、私たちもそれについていくことができました。

 全員で1つのものを作り上げる活動において、最も大切な信頼関係を築くためには、まずは相手のことを自分から信頼することが大切だと思います。このことを実践していくために私はメンバー一人一人と関わりを持ち、話しかけるように心がけています。また、これまでの各自が覚えた振り付けを学校で合わせるという形ではなく、私たちが振り付けを指導できるように努力しています。

 自分たちが同好会をまとめる立場に立ってみ て、後輩たちに注意することや厳しい要求をすることの難しさを感じています。私たちの代にとって1番の課題は後輩に厳しく注意することができないという事です。返事や挨拶、デッキの片付け、などまだまだ徹底してできていません。しかしこんなことを言って「嫌になって来なくなってしまったらどうしよう」「辞めてしまったらどうしよう」、と迷いながら結局ためらい流してしまう自分がいます。

 しかし今日の聖書の箇所である「どのような時にも、友を愛すれば苦難の時の兄弟が生まれる」という聖句と、3年の先輩方の姿勢が私たちの背中を押してくれました。まずは自分から一人一人と向き合うこと、そうすれば部員は必ずついてきてくれること、このことを心に留めて活動していきたいです。

 

 私がMaplesに入ったのは中学二年生の時でした。幼いころからダンスを習っていたものの、チアダンスの経験は無く、体も硬かった私は、周りの友達や先輩方についていくのに必死だったことをよく覚えています。中々思うように動けず、大好きだったはずの部活やダンスが、嫌で嫌でたまらなくなってしまったこともありました。見ている方を笑顔にすることが私たちMaples のモットーです。たとえ怪我をしていても、具合が悪くても、ステージに立たなければならない時もありました。どれだけ痛くても、辛くても、お客さんの前では笑顔で踊らなければなりません。しかし、無理やり笑顔を作って踊っていても、見ている方には伝わりません。まずは自分が心から楽しんで踊ることが大切なのに、それができず、私なんかがステージに立ってもいいのかと何度も悩 みました。しかし、そんな私の支えとなったのは当時顧問をしてくださっていた先生や同じ学年の仲間の存在、そして私たちの踊りを見てくださる方達の笑顔でした。

 チアダンスはその名の通り、応援する踊りです。そのため、自分だけが満足するような踊りではチアダンスとは言えません。見ている方に私たちの想いが伝わり、その方の背中を押せた時、笑顔や勇気を届けられた時、励ますことができた時、そんな時に初めてチアダンスとして成立すると私は思っています。

 言葉ではなく踊りで気持ちを届けることはそう簡単なことではありません。しかし、音楽は国境を越えるというように、ダンスも言葉の壁、さらには 心の壁をも越えることができると思います。今年度の学園祭では、私たちのダンスを見て涙してくれた人、それぞれの想いをわざわざ伝えにきてくれた人がたくさんいました。また、大会や校内発表などの活動を通して、同好会員の友達やご家族の笑顔にたくさん出会うことができました。

 今、私たちの世代では、韓国のアイドルグループやSNSを通してなど、ダンスというものが身近になっています。その反面、ダンスに良いイメージを持たれない方もいます。だからこそ、私たちの活動を通して、世代を超え、より多くの方にダンスやチアダンスの素晴らしさを届けていきたいと思っています。30人以上いる同好会員の中で、Maples のメンバーは8人ととても少ないですが、互いに切磋琢磨しあって、より多くの方々の一歩を踏み出すきっかけになれたらいいなと思っています。

 私がこれまでステージに立ち、出会うことができた皆さんの数え切れないほどの素敵な笑顔は私の宝物です。今こうして自分が踊れている事、ステージに立てている事、大切な仲間と共に活動できている事、そして、これまでダンス同好会やMaples を作り上げてきてくださり、引退した今でも支えてくださっている先輩や先生方に感謝して、これからも過ごしていきたいと思います。

 

天の神様。今日も1日を与えてくださりありがとうございます。共に苦難を乗り越える仲間を与えてくださったことに感謝します。私たちの活動を通して、苦しみや悲しみの中にある方々を、元気付けることができますようお導きください。 このお祈りを主イエスキリストのみなによってお捧げいたします。アーメン。

 

月別
年別