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2013.10.28
/ SSH活動報告 /
第3回SSH特別講演会を開催しました
10/11、東京大学大学院農学生命科学研究科の井上真教授をお招きし、第3回SSH特別講演会を実施しました。
講演のテーマは『熱帯林でのフィールドワーク』でした。高校生(1・2・3年生)が対象の講演会でした。
【生徒の感想】
・フィールドワークという言葉自体を知りませんでしたが、知らないことを学べる場所に自ら出向いて調査しようという、ポジティブワークであることを知りました。フィールドワークに必要な相手を理解し、うまくコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことは私たちの日常生活の中でも共通するところがあると思いました。
・日本とあまり関係がなさそうな熱帯林ですが、想像以上につながりがあるとわかり驚きました。熱帯林とは関係のない国が得た伐採権により、先住民が守ってきた保全林が失われていることを知り、財のある人や国のせいで、財の少ない国の資源が奪われたりする現状が少しでも解決されてほしいと思いました。
・海外で行うフィールドワークには大切なことが2つあり、1つは現地の文化を理解すること、もう1つは熱帯の人と暮らしながら生活を理解することであることがわかりました。これからも熱帯林を研究するにあたり、原住民の理解と自文化優先主義から脱却することが大前提になると思いました。そのあとで雨林開発のメリット(木材や作物の生産等)とデメリット(温暖化生物多様性の喪失等)を考えなければならないとも思いました。現在の日本とは関係ないと思われている熱帯多雨林の理解と保護がこれから世界で生きていく日本人の課題となっていくと思います。世界の宝である熱帯多雨林文化の理解に若い力が注がれることはありがたいことだと思いました。