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2015.9.16 / SSH研究発表 /

【速報】  「環境科学会」で自然科学同好会がW受賞!!

本校・自然科学同好会の生徒たちが、「環境科学会2015年会」(2015年9月7日~8日 於:大阪大学吹田キャンパス)の大学学部生・高専生・高校生の部にて、ポスター発表賞(富士電機賞)の『最優秀発表賞』と『優秀発表賞』のW受賞という栄誉に輝きました。 この学会は、環境問題に関する多様な分野の研究者・ポスドク・博士課程・修士課程・学部生などが多数参加する学会です。大学学部生・高専生・高校生部門の中で高校生のエントリーは、山梨英和高等の自然科学同好会の2つの研究だけでした。大学生と肩を並べての発表にも臆することなく堂々と発表することができました。 全ての受賞研究は以下の通りです。(★最優秀発表賞  ○優秀発表賞) ①ポスドク及び博士課程学生 ★「将来の社会状況下における南海トラフ巨大地震による住宅地被害額の推計-三重県のケース-」(東京都市大学) ○「車室内ダスト中の指標元素を利用したFE-EPMAによる汚染物質のスクリーニングと起源解析」(横浜国立大学) ○「ウェーザージェネレーターによる気象値の再現性が生態系プロセスモデルを用いた森林生態系機能予測に与える影響の評価」(大阪大学) ②修士課程及び博士課程前期学生 ★「生産地による食品リスク認知構造の違いの把握と個人の特性による影響」(東京大学) ○「都市計画の変遷と建築系マテリアルストック・フローの将来シナリオ分析」(名古屋大学) ○「島外依存と環境負荷の低減を目指した宮古島内バイオマス残滓循環システムのデザイン」(横浜国立大学) ③学部生・高専生・高校生 ★「土壌生息酵母を利用した廃棄物からの土壌改質材生産に関する研究」(山梨英和高等学校) ○「多摩川源流における気象・地形・植生の変遷に伴う年蒸発散量の変化」(東京農業大学) ○「富士北麓地域のササラダニ類の多様性調査」(山梨英和高等学校) ポスターは、全部で50本あり、学会正会員の研究者の方々の投票で決まりました。この受賞により、生徒たちは研究内容をわかりやすく伝えること、毎日こつこつ努力することの重要性を改めて感じていました。また、この経験は大きな自信となり、今後の勉強や学校生活にモチベーションを高く保って取り組む原動力となることと思います。 ポスター発表の後は、いくつかの会場で行われている口頭発表を聞いてきました。内容は難しいものが多かったのですが、研究者の方々の真剣な討論を垣間見て、研究に対する真摯な取り組み方や質疑応答に対する準備など多くのことを吸収しました。
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