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2015.9.18 / SSH活動報告 /

第3回SSH特別講演会を開催しました。

9月11日、山梨大学 理事・副学長の早川正幸先生をお招きし、2015年度第3回SSH特別講演会を実施しました。 講演のテーマは「くらしを支える有用微生物」で、中学1年生と3年生、高校1年生から高校3年生までが聴講しました。先生はご自身が研究なさっている放線菌や酵母などの微生物について、その生息地、培養の方法、研究成果が社会の発展にどのように寄与しているかということなどを、中学1年生にもわかるような易しい言葉でお話ししてくださいました。講演後の質疑応答では会場からたくさんの質問が寄せられました。 【生徒の感想】 ○微生物は1㎜の1000分の1だと聞いて驚きました。微生物を見る時は顕微鏡を使って見るので、あまりどのくらいの大きさか考えたことがなかったので、こんなにも小さいものに顕微鏡を使うということがわかりました。それに、微生物の中で私が知っているのは「ムシ」という言葉が入っているものが多いので、あまり良いものだと思っていなかったけど、私が日常生活で使うものや薬に入っているなんて思ったら、良いものでなくてはならない生物ということもわかりました。また、私たちの生きている世界の身近にいるものが、こんな大きな役目をしているなんて知って、今までは気持ち悪いと思っていたのにありがたく思ったし尊敬しました。私はまだ人の役に立っていないのに、こんな小さな生き物でも役に立っていて、私も人の役に立てるように自分なりに努力したいと思いました。今回は難しい話でしたが、わかりやすく教えてくださりありがとうございました。(中学1年生) ○病院で見かける抗生剤はほとんどが放線菌から出ていることを知りました。また、それらは自然界で見つけられると聞き、驚きました。私は治療法がまだ見つかっていない難病に興味があります。もし新種の放線菌を見つけたら難病の治療法も少しずつ解明されていくことにつながっていると考えたら、放線菌はすごいものであると思いました。実際に結核は昔は難病の1つであったので、放線菌についてもっと知りたいと思いました。(中学3年生) ○微生物は全部で17万種あるということで、とにかく種類が多いということが分かりました。それでもまだ知られていないものもあることが1番の驚きでした。ふと、自分がまだ知られていないものを見つけていきたいなと考えてしまいました。また、微生物には様々な役割があり、ペニシリンなどの薬、ワインなどのアルコール、食べ物でいえばヨーグルト・ブルーチーズなど、私たちはたくさんの微生物に囲まれていると感じました。新しい病気を防ぐために、微生物を利用して新しい薬の研究開発をするのも楽しそうだなと思いました。(高校1年生) ○とてつもない数の微生物が私たちの暮らしにこんなにも関わっていて生活を支えてくれていると知って、微生物にロマンを感じた。すごく役に立ってくれる微生物は本当にすごい。でも、その微生物の持つ性質を見つけ出して、生活に役立つように考えた研究者はもっとすごいと思った。小さな小さな世界と私たちの生きる世界がつながっていると思うと、不思議なかんじもする。私もいつか世界初の発見をしたり、人に役立つ研究をしたいと改めて思った。とても面白かったです! ありがとうございました。(高校2年生) ○私たちが昔から使用してきた調味料(みそやしょうゆ、酒など)だったり、薬に多くの微生物が関わっていることを改めて考えてみると、本当にすごいことであるなと思った。学校の生物の授業でも、地球上に生物はあらゆる所でつながり、また助け合っていることを勉強して、未だに発見されていない微生物がどこかで私たち人間と関わっていると考えると、とても面白いなと思う。その助け合いの中で、人間は様々な生物によって生かされているわけでもあるので、その自然を壊している現状はとても悲しいことだなと思う。これから、まだ治療法が見つかっていない病気や感染力の強い病気などの抗生物質を作る微生物、放線菌が発見されるのが楽しみです。(高校3年生) 早川先生、どうもありがとうございました。
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