2015.9.30
/ SSH研究発表 /
「SSH Global StudiesⅡ 中間発表会」を開催しました。
9月19日(土)、高校2年生のIECクラスがGlobal StudiesⅡの授業で取りくんでいる課題研究の中間発表会を、防災新館やまなしプラザにおいて実施しました。
この授業では、昨年1年間、MDGs(ミレニアム開発目標)を題材に、世界にはどのような問題があるのか、国連が2000年に設定した目標値の達成状況はどうか、どの地域・項目において問題が未解決であるかなどを学んできました。
今年は「住みやすい街づくり」を大テーマとし、地域にある問題をグローバルな視点で解決すること、また、問題解決のためにアクションを起こすことを目標に研究を進めています。中間発表会をしたことで自分たちの思考が整理され、課題が見えてきました。
各グループの研究テーマは以下のとおりです。
【2015年度 Global StudiesⅡ 課題研究テーマ一覧】
-「女子高生が女子のエンパワーメントに取り組む~ジェンダーについての問題提起」
-「母子保健の観点から考える住みやすい街づくりとは」
-「Share smile and change the world~山梨の地産地消推進&途上国支援」
-「地域のゴミ問題~Fun Theoryの手法でゴミをなくす方策を考える」
-「モンゴルの環境教育を例に甲府で環境教育を実践してみる」
-「ブータンの特産物を生かした地方ブランドの創生」
【生徒の感想】
○中間発表会を通して、自分たちの研究の内容を違った視点で見ることができたと思う。自分たちがこうだと思って調べ、発案したものも、他人から見れば疑問に思ったり分かりにくいんだということに気付いた。これからの課題としては、もっとグループで話し合い、プレゼンテーションに磨きをかけること、ごみ問題について調べ、学習を深めて、より良い案を作っていくことだと思う。多方面から問題を見つめ、長所と短所を踏まえた解決策を考えたい。
○準備不足だったと思います。時間が制限されている中で、伝えたいことをカットしなければならなかったり、また短い時間の中で最も伝えたい内容を選ぶのにも準備期間が必要だったと思いました。提案したキャラクターをどこで活かせるか、県庁の方から意見をいただいて3月までに形にしたいです。
○プレゼンテーションの発表をしているときの目視や、いかに分かり易く遠くにいる人でも伝わるようにするかを改善していきたい。文献調査や分析方法なども入れて、より詳しく調べていきたいと思った。発表を聴いた人が私たちの提案に協力したいと思うような発表にしたい。
3月12日の研究発表会では英語で発表をする予定です。
