【続報】「環境科学会2016年会」でW受賞!!
本校・自然科学同好会の生徒たちが、「環境科学会2016年会」(2016年9月8日~9日 於:東京都市大学 横浜キャンパス )の大学学部生・高専生・高校生の部にて、昨年度に引き続きポスター発表賞(富士電機賞)の『最優秀発表賞』と『優秀発表賞』のW受賞という栄誉に輝きました。 この学会は、環境問題に関する多様な分野の研究者・ポスドク・博士課程・修士課程・学部生などが多数参加する学会です。大学学部生・高専生・高校生部門の中で高校生のエントリーは、山梨英和高等の自然科学同好会の3つの研究(シラカンバ班・土壌酵母班・富士山のダニ班)だけでした。大学生と肩を並べての発表にも臆することなく堂々と発表することができました。 全ての受賞研究は以下です。(★最優秀発表賞 ○優秀発表賞) ①ポスドク及び博士課程学生★「ハウスダストを介した臭素・リン系難燃剤の曝露のリスク評価」(静岡県立大学)○「GC/MS一斉分析を用いた河川水中でのPRTR対象物質の検出状況~黒本調査との比較」(横浜国立大学)○「主観的幸福度と自然資本(環境)、社会資本、ソーシャルキャピタル:ミクロデータを用いた分析」(早稲田大学) ②修士課程及び博士課程前期学生★「生活満足度を用いた都市緑地帯の経済評価」(神戸大学)○「循環型パームプランテーションに向けた物質収支解析と加工残渣土壌還元効果の評価」(横浜国立大学)○「多様なスケジュールを考慮したマイクログリッドによるCO2削減効果の評価」(東京大学) ③学部生・高専生・高校生★「シラカンバ樹液の抗菌活性評価」(山梨英和高等学校)○「高齢者の生活様式と容器包装プラスチックごみの分別との関係性に関する考察」(神戸大学)○「土壌から分離した酵母の校庭緑化への活用に関する研究 」(山梨英和高等学校)ポスターは、全部で約50本あり、学会正会員の研究者の方々の投票で決まりました。この受賞により、生徒たちは研究内容をわかりやすく伝えること、毎日こつこつ努力することの重要性を改めて感じていました。普段の授業でプレゼンテーションをする機会が多い事がこの発表賞の受賞に大きな力になったと感じています。また、この経験は大きな自信となり、今後の勉強や学校生活にモチベーションを高く保って取り組む原動力となることと思います。 ポスター発表の後は、いくつかの会場で行われている口頭発表を聞いてきました。内容は難しいものが多かったのですが、研究者の方々の真剣な討論を垣間見て、研究に対する真摯な取り組み方や質疑応答に対する準備など多くのことを吸収しました。 ▼朝日新聞(9月17日付)にも掲載されました。 ![]() |





