第1回大学模擬授業を実施しました
6月13日、高校1・2年生を対象に1回目の大学模擬授業を実施しました。この模擬授業は年2回(6月・10月)行われ、生徒自身が興味や関心のある分野を選択し授業を受けます。
今回も生徒たちは、それぞれが選択した10分野に分かれて(語学・コミュニケーション、社会情報学、教育学、心理学、福祉、看護学、薬学、食品科学、芸術:音楽、芸術:デザイン)大学講師による本格的な模擬授業を体験しました。90分という普段より長い時間にもかかわらず、集中して授業を受ける姿が印象的でした。専門的なテーマの中でも、自分の生活との繋がりを感じたり、新たな気づきや知識を得て、大変有意義な時間となったことでしょう。生徒の感想をいくつか掲載しますので、ぜひ読んでみてください。
ご多忙の中、お越しくださいました講師の先生方へ、心より感謝申し上げます。
<第1回大学模擬授業-分野タイトル>
〇語学・コミュニケーション 「本当の英語の学びかた(その1):歌う」
〇社会情報学 「空間に映像を表示する」
〇教育学 「教育って何だろう?-未来を生きる君たちへ-」
〇心理学 「子どもの思いやりの育ち方:共感性と道徳性の発達心理学」
〇福祉 「私」を大切にすることってどうしたらいいの?
〇看護学 「女性の一生に寄り添う看護~母性看護学を体験してみよう!~」
〇薬学 「災害医療と薬剤師」
〇食品科学 「発酵食品と健康を考える」
〇芸術:音楽 「作曲入門」
〇芸術:デザイン 「タイポグラフィとヴィジュアルコミュニケーション」
生徒の感想
*語学・コミュニケーション
今回初めて大学の方の講義を受けました。私は、英語は好きですが話したりすることにはあまり自信がなく、間違えてしまったらという心配が勝ってしまって気軽に英語で話すことができませんでした。しかし今回の講義を通して、全てが正しくなくても現地では理解してもらえるということを聞き、共感し、積極的に英語で反す機会を作り自分のスキルアップに努めようと感じました。また、日本人が文法や漢字を間違えるようにネイティブも英語の綴りを間違えたり、文法を間違えてしまうことはあるから恐れずに使うことが大切だということも分かりました。これからは日常的に英語の曲を聞いたり、それを和訳してみたりすることで積極的に英語に触れ、日本語に翻訳しなくても英語がわかるようになることを目標に努力していきたいです。(高1)
*社会情報学
映像の映し出し方には様々な形や種類があり、私たちの生活に溢れている事がよくわかりました。普段何気なくみていたCMなどにたくさん施されていて、そしてそれが1800年代ぐらいから応用されていたことに驚きました。また、学生の方々と常に遊ぶような感覚で授業を共にされているのがとても楽しそうだと思いました。
今後は、映像をもっとよく観察して何が使われているのか、どのように私たちに関わっているのかみていきたいと思いました。そして、冒頭でも仰っていた通り、問題解決ができる思考力を身につけていきたいと思いました。(高1)
*教育学
教育学を学ぶ前はあまり教育についてのイメージが沸かなかった。しかし先生のお話を通して、教育についてどのように向き合っていくか、深く考えることが出来た。
教育という仕事はただ勉強を教えるだけじゃなく、生徒の人生や成長に深く関わる大切な仕事だということが分かった。昔の学校制度の話は驚くことも多く、今の教育が少しずつでも良い方向に変わってきたことを知れてよかった。教師という仕事に対しての見方が変わり、教育についてもっと知りたいと思った。(高1)
*心理学
今回の模擬授業では、「子どもの犯罪や道徳性の発達」について学びました。ニュースやSNSなどで子どもの事件が大きく取り上げられることが多いため、正直なところ「子どもの犯罪は増えているのではないか」と思っていました。しかし、実際には減少していることを知り、メディアの影響で物事の印象が大きく変わってしまうことに驚きました。また、子どもには生まれつき共感する力があり、1歳前後から人を思いやる行動をするという話もとても印象に残りました。道徳は大人に教えられて身につけるものだと思っていたので、もともと人間に備わっている力だという点にも驚きました。さらに、ルールをしっかり守ることが必ずしも道徳的に高いわけではないという話も印象的でした。年齢によって物事をどう捉えるかが違い、発達によって考え方が深まっていくことを知り、「正しい・間違い」だけではなく、なぜそう考えたのかという“プロセス”が大事だという考えに納得しました。今回の模擬授業を通して、人の考え方や価値観は一つではなく、多様であること、そして自分の頭で考える力の大切さを学びました。大学では深い学びができるのだと実感し、進学への意欲がさらに高まりました。(高2)
*福祉
今日の大学模擬授業では福祉に対しての考えが少し変わりました。福祉という言葉に対して、初めは社会に貢献するようなことと思っていました。それから詳しく山中先生のお話を聞いて、福祉とは身近にいる人にも大きく貢献することができ、良い人間関係を築いていける分野だと考えが変わりました。相手の立場だけではなく、第三者など多くの目線から見て考えることが重要です。でもそれは簡単なことではないので、そういうところもとても興味が湧きました。私のこれまでの経験と照らし合わせると日常の些細なところで福祉が成り立っているな、と実感しました。(高1)
*薬学
想像以上に興味深く、さまざまなことを考える良いきっかけとなった。災害医療において、看護師や医師の派遣はよく耳にするが、薬剤師や精神科の医師などさまざまな人たちが協力しあって、助けているということを知った。全員が、「助けたい」という思いを持ちながら活動していると聞き、緊急だからこその知識や、行動が大切になると思った。緊急時はその状況に応じて、さまざまな戦略を練ったり、新しいシステムを作り上げたりして、考えたり、動いたり、調合したり大変な仕事だからこそ、やりがいの大きな仕事だと思った。コロナ禍で、医療従事者によくないコメントがたくさん向けられていたが、本当は私たちの知らないところで一生懸命働いてくださっていて、大多数の言っていることや、世間の意見に流されないで、自分で考えて調べたりして、自分の中で整理してから心に収めるようにしたい。(高2)
*食品科学
今回、模擬授業を受けて食品科学は獣医学、動物科学、獣医保健看護学に繋がっており医学や薬学とは違う視点から人の生命、健康に関わっていけることを改めて感じました。発酵食品の話では、発酵時に使用する菌を新しく試すことで今までとまた違った風味の食品を生み出そうと試みたり、チーズを作る際に出る大量のホエイを使ったブラウンチーズの開発など食品への探究心がすごいと思いました。今まで発酵食品がどうして食べられるのか、腐敗しているわけではないのか何も知らなかったので今後はしっかりとした知識をもって発酵食品を使っていきたいと思いました。健康食品の話では、普段スーパーやドラックストアなどでよく見かけるサプリや飲み物でも国の審査を通っているもの、通っていないものがあり病院にかかっていたり薬を飲んでいたりする人は気をつけなければならないことなど今まで意識してこなかったけど自分が使用していいのかはもちろん周りの人が使用する際にも裏の表示を、気をつけて見ていきたいと思いました。また、普段買い物をする際にも少し意識してみてみたいと思いました。(高1)
*芸術:音楽
作曲は初めてだったので、不安もありましたが、コード進行やカデンツを考えることで、曲を作ることができることが分かりました。そのコードに合う音を組み合わせていくことで、素敵な音楽が出来上がるのだと分かりました。また、音にはしっかりとした役割があり、そのカデンツを組み合わせることでも曲の雰囲気が変わったりしたのがとても興味深かったです。音の役割やコード進行は、作曲だけでなく音楽を奏でていく上でもとても重要なものだと思います。作曲や演奏は自分を表現するものです。音の役割や進行を理解した上で、素敵な自分の表現ができるようになれたらと思います。素敵な授業をありがとうございました。(高2)
*芸術:デザイン
今回の模擬授業で、日常にある文字がどうなっているのかとても興味が湧きました。また、アニメや漫画のロゴデザインを紹介していたので、私が好きな漫画のロゴはどんな工夫がされているのかじっくり観察してみたいです。これから、学校行事でポスターやプレゼンテーションを作る機会があると思うので、今回習ったことを活用していきたいです。(高1)








