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2017.6.06 / 学校生活 /

放送礼拝 演劇部

箴言 13章4節 私は演劇を観るのが好きです。また、観るだけでなく「演じる」ということにも興味がありました。しかし、私の出身中学校では文化系の部活が少なく演劇部はなかったため、そういった活動をすることなく、私の興味を満たすことはありませんでした。 高校に入学して新入生歓迎会で見た演劇部は楽しそうで、入りたい気持ちが高まり、すぐに入部を決意しました。しかし、同じ時期に入部した中学生たちは、経験者もいれば未経験者とは思えないくらい演技の上手いものもいて、楽しい気持ちはありつつも不安な気持ちが大きくなってきました。学園祭の役決めの頃は、まだ演技の技術が身についておらず、残念ながら役はもらえませんでした。それが悔しくて、自主練をしていました。それが良かったのか、大会に向けての活動が始まると、私は初めて役をもらいました。先輩には勿論のこと、後悔にも遅れを取っていると感じていた私は、その日から毎日必死になって練習をしました。先輩に指摘された部分を少しでも周りに近づけるよう、また少しでも上手くなれるように、家に帰ってからも何度も何度も練習しました。初めはセリフを覚えるのに必死でしたが、先輩から「上手くなったよ」とか「声が出るようになった」と言われるのが嬉しく、「演じる」ことの楽しさを感じられるようになってきました。さらには、今演じている劇の世界に入り込めるようになりました。 今日の聖書の箇所にある「勤勉な人」というのは、言葉の通りコツコツと努力をしています。普段から努力をしているからこそ、自分の望みを叶えるための努力を惜しむことはありません。だから豊かに満たされるのではないでしょうか。私もそうなりたいとおもい、日々努力を続けていきたいと思います。 今年の演劇部は新入部員も増え、また先輩方もこの学園祭で最後となります。今年も部のみんなと劇を作り上げる楽しさや嬉しさを感じられるように、昨年以上に頑張っていきたいと思います。
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