私は学校推薦型選抜という入試形式を選択しました。都留文科大学の国文学科では、小論文のみが課されます。しかし、その中に、漢字の読み書きや古典文法の問題も出題される傾向であったため、対策は受験日の3ヶ月前からしていました。小論文の対策では、とにかく文章を書くことに集中し、都留文科大学の過去問を何回も解き直しました。加えて、入試傾向が似ている大学の過去問を調べ、解いていました。対策を始めて間もない頃は、思い通りに書けませんでしたが、文章を書き慣れることを目的としていたため、必要以上に落ち込まないようにしていました。入試の直前は漢字や古典の基礎固めに集中し、試験に挑みました。
両親とは、大学は国公立を目指すことを約束していました。6年間私立に通わせてもらったこと、弟妹の将来の選択肢を広げたいことから、私もそれに納得していました。しかし、安易に志望校を決めたため、授業選択を誤ってしまったと思っています。国公立であること、古典を学べること、家から近いことから、都留文科大学を第一希望にしました。しかし、都留文科大学以外の大学ことを考えていませんでした。都留文科大学は国公立大学では珍しく3教科受験ができます。そのため、私は国公立大学を目指しているにもかかわらず、3教科で受験に臨むことにしていたのです。当時は、受験科目を3教科に設定したことで、ほとんどの国公立を受けられなくなることを考えていませんでした。自分で自分の選択肢を狭めていることに気づいていなかったのです。自分の 選択肢を広げるためにも、自分の進む道に今何が必要なのかに目を向けましょう。




