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2016年10月31日

 教育・研究  

2016年度半日修養会ご報告

2016年度半日修養会では、フォトジャーナリストの桃井和馬氏をお迎えし、140カ国以上を回られて撮影された数々の写真を提示されながらのご講演をいただきました。

 

初めに南米で撮られた若い男女の写真から、2人の気持ちや関係を言い当てさせるクイズを出され、一同を和ませると同時に、写真が実に多くの情報を伝えるものであることを教えてくださいました。パキスタンの地震の後の写真では、大人たちが子どもの未来の安全と幸せを祈り、教育をはじめとした活動を続ける様子が映し出されておりました。また、目の覚めるような美しい自然界の多くの写真が映されるとともに、文明の営みが、それらをいかに破壊し、痛めつけているかも説明してくださいました。自然や動物の調和のとれた見事なまでのサイクルが、人間の支配によって乱され、破壊されていく様がまるで手に取るようでした。そして聖書ミカ書6章8節「人よ、何が善であり、主が何をお前に求めておられるかは、お前に告げられている。正義を行い、慈しみを愛し、へりくだって神と共に歩むこと、これである」をお示しいただきました。

 

今、人間に必要なことは、へりくだった思いと愛で自然に向き合うことであり、それは人間同士についても言えることであると思います。それが平和へと向かう歩みであり、今年度の標語「わたしたちを平和の道具としてください」につながるものであることを強く自覚した修養会となりました。

 

 

2016年度半日修養会

日 時:2016年10月19日(水) 午前10時~11時40分

講 師:桃井和馬 氏

講演題:「地球の上で、感覚を研ぎ澄ませ」

場 所:山梨英和大学 グリンバンクホール

 

 

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