2015年07月03日
教育・研究山梨英和大学 准教授 本多明生は東北大学の研究者と共同で,災害を生き抜くために有利な個人の性格・考え方・習慣が8つの「生きる力」にまとめられることを明らかにしました。
本研究は,平成23年東日本大震災における宮城県の被災者1,412名 を対象にした質問紙調査に基づいて,災害科学・脳科学・心理学・認知科学・情報学を結集して,学際的に初めて明らかにされた重要な報告です。本研究によっ て,災害を生きのびるために,平時から備えておくべき,また育成すべき「生きる力」が明らかとなったことから,今後の防災教育の質が大きく変革することが 期待されます。
本研究結果は,平成27年7月2日のPLOS ONE(プロスワン)誌(電子版URLは詳細参照)に掲載されています。